日野自動車の技術力が試された20年以上前のオールバリアフリーバス|東陽バス
・今回は、今から20年以上前に製造された現役のフルフラットバスをご紹介します。
フルフラット化を実現するためにエンジンは横置き、最大トルク&馬力を発揮するためにATモデルのみの生産となりました。
ちなみに、ATはZF製トルコンが採用されており、発進・変速時のショックは大変少ないです。
・それでは、さっそく見ていきましょう。
東陽バス:KL-HU2PPEE
普段は系統37番・338番などを担当している。
バス会社 | 東陽バス株式会社 |
製造会社 | 日野自動車[HINO] |
型式 | KL-HU2PPEE |
年式 | 2002年式[平成14年] |
車両ナンバー | 沖縄230あ30-15 |
備考 | 元 ちばレインボーバス |
・撮影日は、413号車の代走で3015号車がパルコシティに乗り入れていました (^-^)
普段のV8エルガ/ブルーリボンとは異なり、車幅が大きくホイールベースも長いので迫力満点です。
サンエーパルコシティ
元 ちばレインボーバス 402
・普段とは違い、開南ではなく首里経由やサンエーパルコシティのサボがいい味を出しています。
西海岸で見るBRCもいいですね (^^♪
フルフラット車は重たそうなリアが特徴的だ。
・フルフラットを実現するため、総排気量 10520cc の大型エンジンが横置きで設置されています。
その影響でエンジンルームのスペースが通常の路線バスの2倍になっています。
ちなみに、エンジンのスペックは⇩
エンジン名 | P11C〈PT-I〉(直6TI エンジン) |
馬力 | 250PS |
トルク | 883N(90kg/m) |
・AT車なので最大トルク&馬力を活かして走行することができます。
屋根には薄型のデンソー製エアコンを搭載している。
おさらい
サンエーパルコシティ×フルフラットBRC。
・今回は、391番パルコ線を担当する貴重な3015号車の姿をご紹介しました。
まさか代走でフルノンが投入されるとは・・・レインボーなどのイメージしかなかったので新鮮でした。
これからも東陽バス初のフルノン車(3015)の末永い活躍に期待しています (´▽`)
・それでは、今回は失礼します。
※事業者への運行状況等のお問い合わせはお控え願いますよう申し上げます。