・これは【#4】です。前回の【#3】を読んでいない方は、#3から読んだ方が楽しめると思います。
永田:フフフ、フフフ、やらかした。そうだった、俺は彼に手伝ってもらっていたんだ。
そして、店長ではなく[水丸]にあの計画を言ったんだ。そりゃ店長が【言われた覚えがない】と言った意味もわかる。
やっちまった、もう社員を解雇してバスも売るしかないのかな・・・。はぁ。
んっ?水丸か。
水丸さん:おっ、さっきはなんで切ったんですか!心配しましたよ。
永田:悪いな、水丸。いきなり切っちまって。
水丸さん:いえいえ、お気になさらず。ところで[喧嘩]ってどういうことですか?
永田:水丸、よく聞けよ。潰れるかもしれない。
水丸さん:はっ?潰れる?なんでいきなり。
永田:実はな「店長と喧嘩したんだ」。一方的に俺が悪くてな。
水丸さん:そう・・・ですか。では、私がいったん店長と電話して説得してみます。
永田:おいおい、お前はどんだけお節介なんだよ。もう潰れる未来しかない。
水丸さん:そんなことを簡単に言わないでください!私は潰れてほしくない!あと店長と仲直りしてほしい。
私はそう思っているんです、だから一回説得してみるのでちょっと待っててください。
永田:おい、ちょっと待て!勝手にそんなこと・・・するな。って切れてる。
・店長:あぁ~今日はいい天気だなぁ、私の気持ち以外。(こんな気持ちだったら安全運転ができない、深呼吸だ)
ふぅ~ふぅ~落ち着いた。にしても弊社のセレガはかっこいいな。美しい!あとで洗車でもするか。
おっ、いい写真が撮れたぞ!Twitterにでも投稿するか。んっ?電話か。
水丸さん:あっ、もしもし店長お疲れ様です。
店長:あぁ水丸さんか。永田だったらキレるところだったよ。
水丸さん:そのことなんですが、少しいいですか?
店長:なに?君はこのこと知ってるの?
水丸さん:知ってるもなにも「店長を行かしたのは私ですよ」。知ってるに決まっているじゃないですか。
店長:原因は知ってるよな。
水丸さん:えぇ、もちろん。
店長:話が早くて助かるよ。
・次回「解決への道のり」