・これは【#2】です。前回の【#1】を読んでいない方は、#1から読んだほうが楽しめると思います。
店長:あれ?永田さん、なぜ沈黙しているんですか?
永田さん:フフフ、あなたは気づいていないんですね。
店長:え?気づいていない?それはどういうことですか。詳しく教えてください。
永田さん:もう包み隠さずに全て教えてあげますよ。あんたが聞いてくれなかったからだよ!!
簡単だったと思うけど君は気づかなかったんだね。
店長:私のせいか、君から何か言われた覚えはないけどね。
永田:そうか、俺はちゃんとお前に言ったぞ「新しいバスを買って」と。覚えていないとは言わせないぞ!
店長:そうか、そうか、君は確実に私に言ったんだね。もう一度言うが「言われた覚えはない」。
永田:また言ったな!この嘘つき。俺はお前の言うことなんて信じないぞ。絶対な。
店長:そうか、というか「新しいバスを買え」ということと【経営危機】になんの関係がある。言ってみろ。
永田:そんな信用してないやつに言うわけないだろ。
店長:そうかい、わざわざ人をこんな遠くまで呼んでおいてこれか。私はもう帰るぞ、これ以上話すことはないからな。
永田:早く帰れ!お前の顔なんて二度見たくもない。
店長:(まったく、あいつは本当に何なんだ。キレそうだ。)まぁ、安全運転で帰るか。
・次回「永田の記憶」
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