・どうも、バスコレターミナル南の島営業所の店長です♪ お久しぶりです。
今回は、弊社の整備場に新たに【バス専用 整備用スロープ】を導入したので紹介します!
説明書には、小型バス・中型バス・大型バスの〚3種〛にしっかり対応と書いてありました!ですが、エアロキングに対応しているかは分かりません。
そこで、この機会にキングにも対応しているのか「検証」します👍
・それでは、さっそく〚整備用カースロープ〛を見ていきましょう♪
もくじ
バス専用〚カースロープ〛♪
・こちらは、弊社の「整備工場」でございます!ただ今、東京空港交通(リムジンバス)のエアロスターが整備中です♪
外には、エアロエース(スタンダード車)用〚フロントガラス〛が放置されていますね(笑)
・では、さっそく本題の「カースロープ」を見ていきます。
・こちらの、カースロープを新たに導入しました!安心安全「南の星スロープ製」です(笑)
まずは、大型の路線バスから試していきましょう♪
大型路線バス|FUSO AERO STAR
バス会社 | 東京空港交通株式会社 |
製造会社 | 三菱ふそう |
型式 | QKG-MP38FK |
年式 | 2017年式「平成29年」 |
全長 | 11.26m |
バスコレナンバー | JB021-2 |
東京空港交通(リムジンバス)の新型エアロスターです。
・記念すべき1台目は、新型エアロスターでございます♪ FK車のため、長尺です。
①
慎重にカースロープに前輪が載りました。丁寧に後輪まで載せていきましょう!
②
おぉ!全体がしっかり載りました!感動しますね~。
・ノンステップバスの「下回り点検」は、隙間がないので大変なんですよね~これで整備士さんの負担が減りました。
あと、ニーリングの際に下を擦ってもすぐに修復可能になりました(笑)
・カースロープを導入したことによって、簡単にエンジンの下回りの〚点検〛も楽になりました♪
下から【6M60(T2)】エンジンが丸見えです!少し興奮しますね~。
前から入れると、運転席の下回りを点検することが可能です♪ エアータンクのチェックも可能です。
〚MP38〛のイケメンフェイスがこちらを見つめていますね~惚れそうです(笑)
・次に大型「高速バス・観光バス」を試していきましょう!
大型バス|FUSO AERO ACE
バス会社 | 東京空港交通株式会社 |
製造会社 | 三菱ふそう |
型式 | 2TG-MS06GP |
年式 | 2019年式「平成31年」 |
全長 | 11.99m |
走行システム | BM-03 対応 |
大型「高速・観光バス」は、三菱ふそうエアロエースで試します!上手くいけば、J BUSのセレガ・ガーラも載ります。
・カースロープにさっそくバスを載せていきましょう♪
①
セッティング準備完了!徐々にバスを動かします。
②
おぉ!いい感じです♪これは上手くいきそう予感~
③
大成功!ギリギリですが、大型のエアロエースも載りました!ですが、本当にギリギリなので、少しでもミスをすると前輪が「落ちる」ので気をつけます。
この結果から、J BUSの「新型セレガ・ガーラ」なども載せることが可能!ということになります。
・高速バスなども下回りの点検が大変なので、整備士さんの負担がまた一つ減りました(笑)
ですが、問題はここからです。
1番下回りの点検が大変なのは【エアロキング】です。車高がノンステップバスと変わらないので重労働なので、成功すれば整備士一同「大喜び」でしょう。
・では、さっそく準備を始めましょう。
最難関|FUSO AERO KING
バス会社 | ジェイアールバス関東株式会社 |
製造会社 | 三菱ふそう「MBM」 |
型式 | MU612TX |
年式 | 2004年式「平成16年」 |
全長 | 11.99m |
バスコレナンバー | N160 |
全長は先ほどのエアロエースと同じく「11.99m」ですが、3軸車です。最終的にどうなるのでしょうか?
・最後に三菱ふそうが誇るダブルデッカー「エアロキング」で試していきましょう!
①
準備完了!社員全員で成功することを祈りながら前進させます。
②
おぉ?3軸目が浮いていますが、2軸で安定して載ってますね。つまり、成功?ということでしょうか。
これより、議論を開始します。
整備士の意見|茶番
・店長:これは、載っているので成功ですかね?
・冨川さん(整備士):載っているけど、3軸目が浮いているからね~安全面が不安だね。
・店長:では、何か対策をすれば成功しますかね?
・冨川さん:そうだね、キングの向きをいったん変えてみよう。そして、結果を見て判断しよう。
・店長:分かりました、向きを変えてみましょう!
再度チャレンジ!
おぉ!バックで入れると3軸目の心配もなくなり、全て浮いていないので〚成功〛です!
・ついに、エアロキングも対応していることが分かりました👍
社員全員で大喜びです!特に整備士さんが嬉しそうに話しています♪ 私も導入してよかったな、と1人で思っています(笑)
また一つ、整備士さんの負担を減らすことができました!安定して停車しているので安全面もバッチリです。
まとめ
・今回は、南の星スロープ製【バス専用 カースロープ】をご紹介しました。
大型路線バス・大型高速・観光バスに対応はもちろん、エアロキングにまで対応しているとは!驚きを隠せません。
載せてみると、どのバスも安定して停車します。ですが、万が一のことを考えて「車止め」は必要でしょう。
・おまけコーナーもあるので是非⇩
バスコレ対応!カースロープ|おまけ
・改めまして今回は、バスコレに対応した【自作 カースロープ】を紹介しました。
ここからは、少し面白い話をしていきます。
←エアロエース・エアロキング→
・実は、エアロエース+カースロープ=〚エアロキングの車高〛と同じ高さになるのです!驚きだよね~
キングの車高がいかに高いか改めて気がつかされました(笑)ちなみに、エースの機関直結式冷房装置を含むと、キングよりも高くなります♪
・リア側から見ても同じ高さに見えますよね。
実車のエアロキングの車高は〚3.77m〛、エアロエースの車高は〚3.46m〛あります。
つまり、実車計算だと、カースロープの高さは〚0.31m〛ですね!このことから、実車のキングとエースの差は【0.31m】ということも分かりましたね♪
・ということで、ちょっとしたお話でした。それでは、今回は失礼します。