水素で動くバスとはいったい!手のひらサイズのバスコレで楽しむ東京観光
・今回は、バスコレ初の水素を燃料に走る「トヨタSORA」をご紹介します。
初回は人気の高い都営バスが選ばれ、行先は「反96:六本木ヒルズ」となっています。
実車の価格が1億円と驚きを隠せませんが、トミーテックさんも定価1.8万円と負けていません (;´∀`)
・それでは、さっそく見ていきましょう。
Nゲージサイズで鑑賞する水素バス
SORAは日本初の視界支援カメラシステムを装備している。
バス会社 | 都営バス |
製造会社 | 日野自動車[J BUS] |
型式 | ZBC-MUM1NAE |
年式 | 2020年式[令和2年] |
車両ナンバー | 品川230え・161 |
バスコレナンバー | BM-010 |
走行システム | BM-04対応 |
・KV/LV290とは異なるフェイスをしており、国産のバスとは思えないルックスをしています。
オーバーフラップ式ワイパーを採用することで、引き締まった印象を感じます。
反96:品川・麻布十番経由六本木ヒルズ
最新のEDSSを標準装備している。
・行先は「反96系統:品川駅・麻布十番 経由 六本木ヒルズ行」となっています。
ナンバープレートの上部にはミリ波レーダーが取り付けられており、衝突警報などに役立てられています。
フロント中央部分には、都のシンボルマークのT字のヘッドマークが取り付けられています。
FUEL CELL BUS
SORAは屋根に10本の高圧水素タンクを搭載している。タンク内容積は600Lだ。
・前扉はグライドスライドドア、中扉はスライドドアを採用しています。
水素補給口は公式側にのみ設けられており、約10分で満タンになります。
高圧水素タンクはトヨタ製のものが使用されています。
非常口は非公式側の後方に設置されている。
・ホイールはISO10穴(黒ハブ)が採用されています。
窓ガラスはスモーク仕様のため、外から車内の様子を見られる心配は少ないです。
SORAの秘密
BRCハイブリッドとはまた違った複雑な屋根だ。
・屋根前方には高圧タンクが10本、中央にはエアコン、後方にはFCシステムモジュールが備わっています。
FCシステム内には、燃料電池(FC)のスタック2基・システム補機・FC昇圧コンバーター等が搭載されています。
・万が一火災が発生した場合、水素タンクの溶栓式安全弁が約110°で開き、水素を車両上方に放出することで安全を確保します。
FCスタックの最高出力114kW×2(155PS×2)、モーターの最高出力113kW×2(154PS×2)、最大トルク335N×2(34.2kg/m×2)だ。
・モータールームを開けると、モーターPCU・補機用バッテリー(24V)&(12V)を確認することができます。
車体後面には外部給電用の口が設けられています。
おさらい
前扉の手すりまでSORAは丁寧に再現されている。
・今回は、日本の最新技術が豊富に詰め込まれた「トヨタSORA」のバスコレをご紹介しました。
新走行システム(BM-04)とセットのため、定価1.8万円とお高めですが、クオリティは過去一良いと思いました。
今後は、京急や西武・京王などのSORAも製品化されるのでしょうか (*´ω`*)
・それでは、今回は失礼します。