琉球バス交通 最後の個性的な日野ブルーリボンシティ(BRC)が廃車に
・今回は、2017年に沖縄に移籍してきた【沖縄200か1206】の廃車状況を段階的にご紹介します。
1206号車と言えば、数多くの車両を保有する Ryukyu Bus の中で唯一のブルーリボンシティ・数少ない希少な〈4枚折り戸タイプ車〉でした。
主に浦添系統の「55番・56番・98番など」を担当しており、マニア界でも人気の高い車両でした。
・それでは、さっそく見ていきましょう。
もくじ
Ryukyu Bus Kotsu|1206号車
バス会社 | 株式会社琉球バス交通 |
製造会社 | 日野自動車 |
型式 | KL-HU2PREA |
年式 | 2003年式「平成15年」 |
全長 | 11.39m |
車両ナンバー | 沖縄200か12-06 |
元のバス会社 | 東急バス株式会社 |
元の車番 | AO439 |
・現役時代は、主に「豊崎~浦添間」を結ぶ路線を担当していました。
2021年2月頃の様子
・こちらは、2021年2月頃の様子です。豊見城営業所の奥の方に止められていました。
ちなみに、左側には観光バスの予備車だと思われる〈513号車〉もいっしょに止まっていました!珍車同士の並びは最高です。
ブルーリボンシティのフェイスって、個人的に山手線のE235系と似ているような気がにします(笑)
・牧志・豊崎のサボが車内にあり、まだまだ現役かと思っていたら・・・
車検を受けに豊崎に?
・こちらは、2021年3月中旬頃の様子です。豊崎の整備部の方へやって来ていました。
車検がちょうど「3月まで」だったので、車検を受けに整備回送されて来たのかなと当時は思いました。
遠くから見る限りだと異常もなくまだまだ余裕で現役だと思いました~あと、久々に乗りたいなとも考えていました(^^♪
大阪市営とのコラボ
・こちらは、2021年4月上旬頃の様子です。
ブルーリボンシティの左側に那覇バスの〈811号車〉がやって来ていました!ブルリとシティの並びは珍しいですよね👍
ちなみに、811号車は「1998年式(平成10年)」の車両です。どちらも元気そうで何よりだと当時は思っていました。
いすゞキュービックがお隣に
・こちらも、2021年4月上旬頃の様子です。
お次は、お隣に那覇バスの市内線専属車である「688号車」がやって来ました!
ISUZUとHINOの4枚折り戸車同士のこれまた珍車の並びは最高です👍
・3月の中旬ごろから1206号車は止まっていたので、廃車かな?と一瞬疑いましたが、キュービックでも現役なのでその可能性は低いかなと安心していましたが・・・
いきなり!お別れは勘弁してください
・こちらは、2021年4月中旬頃の様子です。
いきなり!ナンバーが取り外されており、廃車が確定しました。シティは結構好きなバスだったので急なお別れは寂しいなと感じました。
・ホイールの塗装がとても綺麗な状態だったので、車検を通すつもりで準備を進めていたような気がしました。
元 東急バス同士の最後の並び
・この日は、元TOKYO BUS同士の熱い並びも堪能することができました。
まさか、右隣に止まる「646号車(KC-HT2MLCA)」よりも先に廃車になるとは思いもしませんでした。
1200番台の比較的新しいバスよりも600番台の車両が長生きするとは・・・衝撃的な事実ですよね。
・この頃には、リアのデジタル行先表示器や補助テールランプや広告枠等も取り外されていました。
おさらい
・今回は、琉球バスに1台だけの珍車【1206号車】の廃車状況をご紹介しました。
外観を見る限りだと元気そうだったので、エンジンやミッションなどの重要な部分の故障が原因で廃車かなと個人的に思いました。
ちなみに、2021年4月下旬頃には姿を消していたので恐らくスクラップになったと思われます。
・ナンバー的に新しい車両でも廃車になる可能性があるということを知りました。やはり、どんな車両でも撮影しないといけませんね👍
それでは、今回は失礼します。※画像は全て敷地外から撮影しました。